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オープニングビッド


オープニングビッド(最初にパス以外のビッドをすること)。
ビッドと組み合わせて1オープンなどと呼ぶ。

【参考】このサマリでは採用していないが、ストロング2オープンを使用する場合はこちらを参照のこと
【参考】このサマリでは採用していないが、ギャンブリング3NT及びナムヤッツを使用する場合はこちらを参照のこと

ビッド 点数の範囲 条件(ハンドの形)
1/1♠ 12〜21 /♠が5枚以上。ルールオブ20。
3rd/4thの位置の時は11点でもオープン。ルールオブ15。
1st/2ndの位置でのオープン以降のビッド
3rd/4thの位置でのオープン以降のビッド
1/1 12〜21 と♠が4枚以下の時。長いほうの(44は133は1)。ルールオブ20。
3rd/4thの位置の時は11点でもオープン。ルールオブ15。
以降のビッド
2 22以上 @ 22pts以上のバランスハンド。
17pts以上 A 強いアンバランスハンド。
  17pts以上で、
/♠が一番長いハンドは4ルーザ以下、/が一番長いハンドは3ルーザ以下。
以下のJCBL公認コンベンションリストを参照
以降のビッド
2/2/2♠
(ウィーク2)
6〜9 内容の良い6枚スート。絵札点がそのスートだけに集中していること。
原則として、他に4枚以上のメジャースートがないこと、ボイドがないこと。
4thの位置ではウィーク2オープンは行わないこと。
以下のJCBL公認コンベンションリストを参照
以降のビッド
3/3/3/3♠ 10以下 内容の良い7枚以上のスート。4thの位置ではオープンせず、パスすること。
以降のビッド
4/4/4/4♠ 10以下 内容の良い8枚以上のスート。4thの位置ではオープンせず、パスすること。
1NT 15〜17 バランスハンド。ストッパーがないスートがあっても良い。
以下のJCBL公認コンベンションリストを参照
以降のビッド
2NT 20〜21 バランスハンド。原則として4つのスート全部にストッパーがあること。
以降のビッド
2 次に2NT 22〜23 バランスハンド。4つのスート全部にストッパーがあること。
2-2-2NTの後のビッドは2NTオープンの後のビッドに準じる。
以降のビッド
その他の約束(2次に2NTの点数範囲)
2 次に3NT 24〜25 バランスハンド。4つのスート全部にストッパーがあること。
その他の約束(2次に2NTの点数範囲)
注: 5枚メジャーがある15〜17点のバランスハンドを1NTオープンするか1/1♠オープンするかの判断基準。
  @ 5枚メジャーの絵札が弱く、他のスートにストッパーがあり、アナザーメジャーが3枚の場合は1NTオープン
  A 他のスートにストッパーがない、もしくはアナザーメジャーが2枚の時は1/1♠オープン(トランスファーされた場合を想定)
  → 1/1♠オープンした場合、1/1♠-1NT-2○-2○-2NT のようにビッドを続けると15〜17ptsを示す。
【参考】ルールオブ20: ハンドの絵札点と長い2スートの枚数を足してそれが20以上ならオープンしてもよい。最低でもAが1枚かKが2枚あること。
【参考】ルールオブ15: 4thの位置でオープンするときハンドの絵札点と♠の枚数を足してそれが15以上ならオープンしてもよい。
JCBL公認コンベンションリスト(抜粋)
オープニングビッドでは、以下の条件を満たすこと。満たさない場合は競技会で裁定をうける可能性がある。
JCBL公認コンベンションリストの本文はこちら
強い、アーティフィシャルでフォーシングの2オープン
 以下のいずれかであること
 @ 20HCP以上のハンド
 A 17HCP以上ある、メジャーで4ルーザー以内、マイナーで3ルーザー以内のハンド
 B 14HCP以上かつ5コントロール以上(A=2、K=1)あり、メジャーで4ルーザー以内、マイナーで3ルーザー以内のハンド
ウィーク2オープン
 HCPとビッドしたスート(5枚以上)の枚数の合計が10以上であること
1NTオープン
 @ 1NTオープンはバランスハンド(一般にシングルトン/ボイドがなく、ダブルトンが1つまたは2つ)であること
  (スートのディストリビューションが4333、4432、5422、6322のいずれか)
 A AKQのシングルトンがあってもよいが、他にダブルトンがないこと
  (スートのディストリビューションが4441、5431、6331のいずれか)
 なお、メジャー(/♠)が6枚のハンドでの1NTオープンは一般的ではないため裁定をうける可能性がある。


(!) はアラートが必要なビッドを示す。
→ はその後のビッド展開を示す。