サマリトップオープン2オープンに対するレスポンス

コーキッシュ(Kokish)リレー


ストロング2オープンでは、25点以上のバランスハンドは2-2-3NT などとビッドすることになるが、この場合ステイマンもトランスファーも使えない。
25点以上のバランスハンドを2NTまでに示すためコーキッシュ(Kokish)リレーを使用する。
なお、コーキッシュ(Kokish)リレーを使用するとスートのストロングハンドを示すタイミングが遅くなるという欠点がある。

2オープンに2レスポンスしたあと2をビッドされたら必ず2をビッドする。
2-2-2-2-2NT のシーケンスで25pts以上を示す。

【参考】通常の約束はこちら

ビッド 点数の範囲 条件
2-2(!)-2NT 22〜24 バランスハンド。4つのスート全部にストッパーがあること。
2-2-2NTの後のビッドは2NTオープンの後のビッドに準じる。
以降のビッド
2-2(!)-2(!)-2♠(!)-2NT 25以上 バランスハンド。4つのスート全部にストッパーがあること。
2-2-2-2♠-2NT の後のビッドは2NTオープンの後のビッドに準じる。
以降のビッド
2-2(!)-2(!)-2♠(!)-3 22以上 5枚以上、4枚以上
2-2(!)-2(!)-2♠(!)-3 22以上 5枚以上、4枚以上
2-2(!)-2(!)-2♠(!)-3 22以上 6枚以上
2-2(!)-2(!)-2♠(!)-3♠ 22以上 5枚以上、♠4枚以上
注:が5枚のバランスハンドは2から直接またはコーキッシュ(Kokish)リレー経由で2NTをビッドする。
コーキッシュ(Kokish)リレーを使用することにより、バランスハンドのオープンは以下のようになる。
ビッド 点数の範囲 条件(ハンドの形)
1NT 15〜17 バランスハンド。ストッパーがないスートがあっても良い。
以降のビッド
2NT 20〜21 バランスハンド。原則として4つのスート全部にストッパーがあること。
以降のビッド
2-2(!)-2NT 22〜24 バランスハンド。4つのスート全部にストッパーがあること。
2-2-2NTの後のビッドは2NTオープンの後のビッドに準じる。
以降のビッド
2-2(!)-2(!)-2♠(!)-2NT 25以上 バランスハンド。4つのスート全部にストッパーがあること。
2-2-2-2♠-2NT の後のビッドは2NTオープンの後のビッドに準じる。
以降のビッド


(!) はアラートが必要なビッドを示す。
→ はその後のビッド展開を示す。