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八八ルール


八八のルールは、Board Game Arenaのゲームページからのリンク用に記述しています。
このページのルールは萬印堂から出版された「八八の遊び方」に収録されている「なかよし村ルール」をベースとしています。

基本のルール

八八は1月(1ディール)を1年(12回)プレイする花札のゲームです。
1月(1ディール)は競りフェーズとプレイフェーズに分かれます。

最初の準備


1月(1ディール)の進め方


競りフェーズ

追い込み代の計算

3人のプレイヤーが「出る」(プレイに参加する)を宣言したため、プレイに参加できなくなったプレイヤーは手札の内容により以下の追い込み代を「出る」(プレイに参加する)を宣言したプレイヤー3人から受け取ります。

プレイフェーズ

下げのルール

出来役ができたときに、他の出来役もできそうなときに下げのルールによりプレイを継続することができます。
なお、四光を下げて柳の光札を取って五光にすることはできないので注意してください。
BGAの実装では各プレイヤーの取札の状況から他の出来役ができる可能性がない場合は、下げを行うかどうかの確認を行わず得点計算に移行します。

得点計算


最後の精算

12月のプレイ終了後、各プレイヤーの得点を確認し、得点の一番多いプレイヤーがトップ賞として(5貫×プレイヤー人数)の得点を獲得します。
得点が同じプレイヤーが複数いた場合は、トップ賞をそれらのプレイヤーで折半します。
得点の一番低いプレイヤーは月札の合計1貫を受け取りますが、BGAの実装では採用しません。


バリアントルール


ゲームの長さ

半年 : 6ディール(6月)プレーします。最初の持ち点は -3貫です。
1年 : 12ディール(1年)プレーします。最初の持ち点は ‐5貫です。

3人プレイ

プレイヤー数が3人の場合は、競りフェーズは省略されてプレイフェーズのみ行います。
手役・出来役・特殊役は通常通り処理されます。


手役・出来役・特殊役の詳細

手役の一覧

手役にはカス札によるものとスートの偏りによるものがあります。
カス札によるものとスートの偏りによるものが複合した場合、両方の得点が得られます。

カス札による手役

スートの偏りによる手役

その他


出来役の一覧

出来役はプレイ中に獲得すると直ちに得点計算を行うことができます。
この場合、このディールの以降のプレイフェーズは行いません。
出来役ができたときに他の出来役もできそうな場合、下げのルールによりプレイを継続できます。

特殊役の一覧

特殊役はプレイフェーズが終わった時点で確認を行います。
吹き消しのルールによりこのディールの最初に支払われた手役代および手役に付随する支払いは払い戻されます。

カードのセット

花札のカードは12スート、各4枚で以下の構成となります。

スート(花)カードの構成
光札、短冊札、カス札、カス札
種札、短冊札、カス札、カス札
光札、短冊札、カス札、カス札
種札、短冊札、カス札、カス札
菖蒲種札、短冊札、カス札、カス札
牡丹種札、短冊札、カス札、カス札
種札、短冊札、カス札、カス札
光札、種札、カス札、カス札
種札、短冊札、カス札、カス札
紅葉種札、短冊札、カス札、カス札
柳 (*1)光札、種札、短冊札、カス札
光札、カス札、カス札、カス札

*1: 手役・出来役・特殊役の確認では柳スート4枚はすべてカス札とみなします。

カードの得点

得点計算時のカードの得点は以下の通りです。

カードの種類得点
光札20点
種札10点
短冊札5点
カス札1点