最近気になる日本語



私が昔日本語を覚えたときと違った使い方や新しい話し言葉があります。 また、間違っていると思われる言い回しもあります。 気になるので記録しておきたいと思います。
「近頃の若い者は〜」というのはおじさんの特権ですから。(^o^)


2022年5月23日

沼にハマる、沼に落とす、などの使い方で、趣味にどっぷり浸かる、アイドルなどに入れ込んでしまう状況を表します。
底なし沼にハマると怖いですね。


2020年12月7日

ぴえん

泣いているさまを表す擬態語で、ちょっと悲しいと言う気持ちを表わすときに使うようです。 絵文字の泣き顔とあわせて使用されているというのがスマフォとSNSの時代にマッチしているのでしょうか。


2020年11月25日

ディスられる

表立って否定的なことを言われる、といった意味合いで用いられる言葉です。
英語の接頭辞をそのままラ変させてしまうところが面白いと思いました。


2015年4月25日

ぽっこり

メタボリックシンドロームでリンゴ型にまるく盛り上がったおなかを指す言葉としてコマーシャルなどで使われています。
もともとはなかった言葉なのに、違和感なく受け入れられるのが不思議です。


2015年2月14日

コスパ

コストパフォーマンスの略です。 価格に比較してサービスなどが良かったことをコスパが良い、などと使うようです。
外来語のカタカナ言葉も日本語では3文字に略されることが多いのでしょうか。


2015年2月3日

女子力

女らしさ、という言葉は女性差別と関連して批判され、ネガティブなイメージが定着してあまり使われなくなりました。 すると、その言葉のポジティブな部分だけを表す新語が作られて一般的に使用されるようになります。
昔の人間から見ると、マッチポンプのように感じてしまいます。
老人力という言葉のように、ネガティブな言葉をポジティブな言葉に置き換えたいときは○○力というのは使えるかも知れません。


2012年12月30日

オールする

一晩中起きていて、遊んだり飲んだり歌ったりしていること。
オールナイトする、から転じたものらしい。


2012年11月1日

きょどる

挙動不審なようすを表す言葉。
「あんた、なにきょどってんのよ」というような使われ方をします。
きょときょとする、というのとはちょっと違うようです。


2011年11月23日

息をするように

○○人は息をするように嘘をつく、というのがもともとの言葉のようですが、特に意識しなくてもすらすらと話すことができることを指すためにも使われているようです。
息をするように挨拶文が書けるようでなければ編集者とは言えない、という風に使われます。


2011年10月08日

死ねばいいのに

困った奴だなあ、という感じで、身内に対して批判する場合に使うようです。
やわらかい表現で使われているけど、心理的にまいっている人に対して使うと劇薬になりそうです。


2009年6月12日

エンタメ

エンターテインメントの略のようですが、初めの数文字だけを取ったわけではなく、ちょっと変な感じがします。 まあ、略語はわかればいいんですけどね。


2009年5月26日

自宅警備員

大学1年の長男が時々、今日は自宅警備員をするんだ、と言って部屋にこもっています。 2階の自室にこもってゲームやネットをしていて、客が来ても降りてこないので、実際には警備員の体をなしていないのですが。
ところが、今日たまたまネットで流行っている言葉のページを見たのですが、「自宅警備員」というのは「家事手伝い」などと同じ意味合いで、特に何もしていないで自宅にいる人のことを指す言葉なのでした。


2009年4月19日

パツパツ

極度に忙しい様子や,余裕のない様子を表現します。 仕事が目一杯でほかに気を配ることができない状態などを示すわけです。
ぱっつんぱっつん、という言い方もします。
若い人を中心に使われる言葉ですが、昔は使われなかったような気がします。 なにが語源で、このような言葉が使われわれるようになったのか興味がありますね。


2008年8月16日

まるっと

全部、すっかり、という意味のようです。
元はどこかの方言という情報もありますが、最近使われるようになった言葉です。 ゲームの中で使われていて、気になっていたのですが、若い社員も使っていたので、一般的に使われているんだなあ、と気がつきました。
方言から一般的に使われるようになった言葉は結構多いと思いますが、これからはどうなのでしょうか。


2008年5月23日

イラッとくる

会話をしている中で、相手の言った言葉に瞬間的に怒りを感じることです。
ムッとする、カチンとくる、というのが普通の表現ですね。
継続して不機嫌であることを表現する、いらいらする、という言葉を変形して、瞬間的な怒りを表す言葉にしてしまったんですね。


2007年12月30日

KY

「空気が読めない」もしくは「空気が読めている」を略してKYと言うようです。 「くうよめ」とか略さず、アルファベットに行ったのが斬新ですね。
ちなみに、konnokは空気が読めないもしくは空気を読まない性格なので、気になりませんね。エヘン。 (威張ってどうする)


2007年12月1日

真逆

真逆と書いて「まぎゃく」と読みます。 全く逆のこと、正反対のことをさすようです。 字面は似ていますが真逆様(まっさかさま)とは関係がないようです。
ちなみに、京極夏彦の小説では真逆と書いて「まさか」と読ませています。


2007年12月1日

勝負服

戦闘服ではありません。 意中の人との大事なデートのときに気合を入れて着ていく服のことです。
おめかしして、しっかり頑張っていらっしゃい。


2007年10月8日

スルーする

相手の言ったギャグやボケに対してわざとツッコミをせずに、別の話題にうつることです。 無視ほど一方的でなく、お互いの阿吽の呼吸で会話を楽しむためのツールとして使われます。
英語のThroughは前置詞ですが、それをサ変名詞にしてしまうところが、日本語の柔軟性ですね。


2007年8月2日

がっつり

力いっぱい、全力を尽くして行うことです。 もしくは、がめつく振舞うことです。 「がっちり」、とも「しっかり」とも違うニュアンスで、言葉で説明しにくいところが歯がゆいですね。


2007年7月19日

もっかい

もう一回、を省略して「もっかい」と言うようです。 ちょっと省略しすぎじゃないのかなあ、と思います。
高校生が使っているのではなく、他の会社の部長さんクラスの人が使っていたので、ちょっと驚きました。

似たような言葉で、もういっぺんを省略して「もっぺん」という言い方もあるようです。


2007年7月10日

心が折れる

ショックなことや、歯が立たないものに出会って、続ける気力を失ってしまうことを言うようです。 格闘技の解説などで使われていたのが、一般に広まったとのこと。
格闘技で戦闘意欲を失ってしまうことや、テレビゲームで新しいフロアに行ったら急に難易度が上がってしまい続ける気力を失ってしまった、場合などに使われます。
こころ折れる、という言葉自体は古くからある言葉で、相手の誠意に接して自分の気持ちを曲げる、という意味だそうで、全然違う意味ですね。


2007年4月10日

ムリ!

「いやだ」、「おことわり」、「先約がある」などの拒否の言葉の最も強いことばです。 友人の遊びの誘いなどに対して使います。
「ありえない」などと同じように言葉自体はかなりきついのですが、結構気軽に使っているようです。


2007年4月10日

ありえない

「あなたが言ったことは、そんなはずはないだろう」、「普通こんなことは起きないのに、起きてしまった」、「常識ではそんなことするはずがない」などの意外に感じていることを表すことばです。
言葉自体はかなりきついのですが、結構気軽に使っているようです。


2007年3月15日

いぎなし

「いきなり」を「いぎなし」という人がいます。 やっぱし、あんまし、さっぱし、などという言葉も聞きます。
方言なのかなあ、とも思っていたのですが、ある程度広い地域で使われているようなので、ここに載せることとします。 20年以上前に「ぴったしカンカン」という言葉があったのだから新しい言葉じゃないのかもしれませんが。


2006年9月30日

ネクラ

社交性がなく、全体に暗い雰囲気の人をネクラと呼びます。 反対語はネアカです。
もともとはタモリが作った造語のようで、表面は明るく見えるのに、本質的な部分が暗い性格の人を「根暗」と呼んでいたのですが、現在では表面が暗い人を呼ぶようになってしまいました。
言葉と言うものは、その言葉を作った人の考えとは異なる方向に変わってしまうこともあるんですね。


2006年9月18日

エッチ

私が子供の頃はエッチと言えば、例えばスカートめくりのように女の子が嫌がるようなことを男の子がすることでした。 もともとは変態を指す言葉として「」が使われていたわけです。
最近は性行為をすることをエッチと呼んでいるようです。 エッチする、というように動詞としても使われます。 どのような変遷をへてこのような意味に変わったのか、ちょっと興味がありますね。

mixiに、性行為をすることをエッチと使い始めたのは明石家さんまだ、と書かれていました。 実際はどうなんでしょうね。


2006年9月18日

ドタキャン

土壇場(どたんば)でキャンセルすることです。 もともとは芸能界の用語とのこと。
この言葉も現在は普通の言葉として使用されていますが、そうするとこの言葉が何を略したものか、ということが若い世代ではわからない、という状況になっていたりするのでした。


2006年9月10日

おさぼりモード

山手線の車両にあるコマーシャル用のテレビで、天気予報を見ていたら、「今日も太陽、おさぼりモード」と表示されていました。
つまりは、今日も太陽は雲にかくれてサボっているので、気温は上がらず湿っぽい天気です、と言いたいわけでしょうが、外来語のサボるを敬語にして使ってしまうことにちょっと違和感を感じてしまいました。


2006年9月2日

おとな買い

子供たちが買うようなマンガやおもちゃなどを、おとなが一気にまとめて買ってしまうことです。 数十巻あるようなシリーズのマンガをまとめて買ってしまったりするわけです。
私が学生のころは、いまは時間はたっぷりあってお金がないけど、数十年たってオジサンになるころは、仕事が忙しくて時間はないけどお金はたっぷりある、という状況になるんだろうなあ、と思っていたわけです。 数十年後、実際にオジサンになってみると、仕事が忙しくて時間がない、というのはアタリでしたが、お金もやっぱりない、という状況なのが悲しいですね。


2006年7月29日

コピペ

パソコンのGUIが発展してきた結果、ウィンドウ間でCut & PasteやCopy & Pasteが簡単にできるようになりました。 これが一般的になると早速日本人はCopy & Pasteをコピペと略してしまいました。 これはコピペするという動詞としても使われます。 また、コピーという言葉も「コピる」という動詞にしてしまいました。
特殊な用語・概念も一般的に使われるようになると日本語に組み込まれてしまうのは、日本語の柔軟性・強さを示しているのかもしれません。


2006年7月28日

チクる

内緒の話を他の人に告げ口することをチクるといいます。 結構昔から使われているような気がするのですが、辞書に載っていないので新しい言葉なのだと思います。 裏社会で使われていた言葉なのでしょうか。


2006年6月6日

早急

早急は「そうきゅう」と発音してしまいますが、正しくは「さっきゅう」と発音すべきものであるとのこと。 早速は「さっそく」と読みますよね。
私も「さっきゅう」という言葉は知ってはいましたが、早急は初めから「そうきゅう」と発音するものと思い込んでいたので、気がつきませんでした。 まだまだ、知らないことがあるものだなあ、と思いました。


2006年6月3日

ポケティ

ポケットティッシュを省略してポケティと呼ぶようです。
長女からの情報でした。 ちなみに箱入りティッシュははこティだそうです。


2006年2月24日

ネタバレ

小説やゲームなどで隠されている謎をばらしてしまうことです。 小説やゲームの楽しみのひとつは謎解きなので、遭遇してしまうとショックです。
今はインターネットなどに情報が氾濫しているので、その小説やゲームなどの評価の情報を得ようとして情報を検索するとネタバレに遭遇してしまう恐れがあります。 このようなことに配慮したサイトを利用したいと思うし、自分もそのようなホームページを作っていきたいと思います。


2006年2月20日

ツンデレ

映画などのラブストーリーの王道に、最初は主人公とヒロインが互いに気にはなるんだけど仲が悪いのに、何らかの出来事を境に愛し合うようになるというものがあります。
これを男性側から観た女性の挙動として表現すると、最初はツンツンしているけど、途中からデレデレするということになるので、ツンデレと呼ぶとのことです。
また、他人の目があるときにはよそよそしく振舞うのに、二人だけになると急に親密になる場合もツンデレと呼ぶようです。

おじさんの感想としては、あまりにも偏った男性側からの見方だよなあ、と思ってしまいますが、長男からの指摘なので収録しておきます。


2005年11月21日

テンパる

麻雀用語の聴牌する(手の内があと1枚で役が完成してあがれる状態になること)がなまった言葉ですが、なぜか、プレッシャーがかかって心理的な余裕がなくなっている状態を指すようです。
リーチ(立直)もほぼ同じ意味ですが、こちらは麻雀用語と同じ意味で使われています。 面白いですね。


2005年9月4日

こじゃれた

小洒落た」と表記するようです。
意味としては、ちょっと洒落た感じの雰囲気の良い店・センスのいいグッズを指すようですが、新しい言葉を作ることで、流行の先を進んでいる雰囲気が醸し出せるのでしょうか。
数年後にこの言葉がどのように使われているのか興味があるところです。


2005年9月2日

プータロー

無職であることを婉曲に表す言葉です。
単に「プー」と使用する場合もあります。 語源を探してみたのですが、見当たりません。 なんで「プータロー」と言うんでしょうねえ。

京極夏彦の昭和20年代を描いた小説に「風太郎(ぷうたろう)というのは港湾で働く日雇い労務者のことを指す」と書かれていました。(2007/12追記)


2005年8月28日

バツイチ

離婚歴があることを婉曲に表す言葉です。
「×1」ということでしょうが、最近は離婚することが恥ずかしいことではなくなってきているので、このような表現も違和感がありません。 結婚しているひとを「マルイチ」とは言いませんが、中年で未婚の人は「負け犬」という別の切り口での呼び方がありますね。
昔はこのようなひとたちを表す差別的な言葉がありましたが、それよりはさっぱりしていていいような気がします。

「森のくま」さんから、「離婚届を出すと、戸籍の婚姻欄を大きく×(バツ)で消される。2回離婚すれば当然バツが2つになる。それで バツイチ(1)・バツニ(2)と表現する。」と聞きました、というコメントをいただきました。 そうだったんだ。(2006/05追記)


2005年7月16日

ビミョー

良し悪しの判断がつきにくい状態、良い点と悪い点が交錯していて判断が難しい状態をあらわします。 否定的な意味あいを含んだ断定しない言い方ですね。
長女や長男がよく使うので気がつきました。 「微妙」という言葉とは表記も意味もイントネーションも微妙に違ってきているのが、面白いと思います。


2005年3月21日

エロい、グロい

過度にエロティックな表現を使用するものを形容して「エロい」、過度にグロテスクな表現を使用するものを形容して「グロい」と使います。
名詞もしくは形容動詞としての「エロ」は結構昔から使用されているような気がします。 辞書で調べると「エロ」、「エログロ」、「エロ本」は載っていました。


2005年3月19日

パニクる

パニックに陥ってしまい、何も手につかなくなってしまうことを「パニクる」と言いますね。 結構昔から使っている言葉のような気がします。
もちろん、パニックという言葉が基になっているわけですが、このような外来語を動詞にしてしまう言葉は今後どんどん増えてくるかもしれません。
ちなみに、パニックという言葉の由来であるパン神はkonnokの星座である山羊座に描かれているので親近感を感じてしまいます。 山羊座の星座は上半身が山羊で、下半身が魚ですが、あわてて山羊の姿から魚の姿に化けようとしたときにパニクってしまい、こんな姿になったということです。


2005年1月13日

ググる

インターネットの検索サイトでgoogle(グーグル)というのがあるのですが、このサイトを使って検索することを「ググる」と呼ぶようです。 検索したいときにその言葉をググって調べれば良いじゃん、と言う風に使います。
yahoo(ヤフー)で検索したら「ヤフう」というか、というとそうでもないのですが。


2005年1月8日

クソゲー

コンピュータゲーム(主にコンシューマ機)用のゲームソフトのうち、プレーしていて面白くないものをクソゲーと呼びます。 文字通りクソのようなゲームということです。
ゲームソフトの評価というものはプレーする人の感覚によるものなので、個人差によりバラツキがでるものですが、クソゲーというときは、大部分の人がこのゲームはハズレだ!と判断するものを指します。
面白くない小説や面白くないコミック、つまらない音楽などにはそれを表す略語はないようですが、ゲームだけはなぜ略語があるんでしょうか、ちょっと面白いですね。


2004年12月28日

キターーー

期待していたことや恐れていたことが起こってしまったときに、そのことが起きた!、ということを表現するために使われるようです。 これも電車男を読んでいて気がつきました。
私はこの表現を読んで、発せられる言葉が聞こえるような気がするのですが、実際にそのような言葉を聞いた記憶はありません。 言葉というものは面白いものだなあ、と思ってしまいました。


2004年12月26日

コクる

(異性に愛を)告白する、をつづめてコクる(告る)と言うようです。 電車男を読んでいて気がつきました。
インターネットの掲示板などではよく使われている言葉のようです。 閉じた世界では結構そのコミュニティの中だけで通じる符丁のようなものが生まれるものですが、 インターネットの世界でもいろいろな言葉が出来てきているのでしょうか。


2004年11月25日

エンジェル係数

エンジェル係数とは、エンゲル係数(一世帯当たりの家計支出の中で飲食費が占める割合)をもじって、消費支出に占める子どもの養育費の割合を示す言葉だそうです。
私のところはエンゲル係数もエンジェル係数も高いから、と主張する社員がいるので掲載します。
でも、若い夫婦が子供に恵まれたのであれば、エンジェル係数が高くなるのは心情的にごく普通のことだと思います。 もし、そうでなければ、社会が病んでいるのだと思いますね。


2004年9月10日

語尾上げ

話し言葉の途中の単語で語尾を上げるイントネーションを使い、断定ではなく疑問形をとって柔らかく話す形で使われます。
10年以上前から使われているようです。 最初の頃は女性が主に使っていましたが、最近は男性でも使う人が多いようです。
語尾上げは正確には言葉ではありませんが、反語尾上げ連盟とういうページを見て、つい項目としてあげてしまいました。


2004年7月17日

小確幸

「小さいけど、確かな幸せ」を意味する村上春樹の造語だそうです。
一般的に流布している言葉ではないけど、なんとなくポピュラーになりそうな気がするので載せておきます。 少年カフカで確認しました。


2004年7月10日

イケメン

イケテル顔の男性、つまり美男子を指します。
イケテルという言葉も辞書には載っていないようですが「ルックスがかっこいい、言動が面白い」という意味のようです。 この言葉は内面ではなく、表面的な評価の基準を示すようですね。
少年カフカで村上春樹が意味を知らず、読者に意味を教えてもらっていたのでつい載せてしまいました。

長女からコメントがあってイケテル男(メンズ)の略なので「イケ面」ではなく「イケメン」であるとのこと。 修正します。(2005/02 追記)


2004年5月9日

萌え萌え

主にアニメや漫画などの美少女キャラクターに対してフェティッシュな愛情を注ぐことを意味するようです。(実は私もよく分かってません)
草木が芽吹くことを意味する萌えるという動詞がどうしてこのような意味に使われるのかもよくわかりません。 とは言いながら、おじさんたちが書いたエッセイにも登場するようになっているので一般的に認められている言葉なのでしょうか。

長女のコメントでは「萌える」の反対は「萎える」だそうです。(2005/09追記)


2004年5月3日

〜なくない?

うちの長男が、ラーメン屋で「このラーメンうまくなくない?」と言いました。女子高生が使いそうな言葉ですね。
うまいのかうまくないのかはっきりしろ、と言いたいところですが、このラーメンうまいんじゃない?、というつもりで言ったらしい。 日本語ではYESかNOかがはっきりしない言葉が結構多いですが、新しい言葉にも脈々と受け継がれていますね。


2004年4月25日

チョー

とっても、ものすごく、という意味の接頭語です。 わざわざこのコーナーで取り上げるまでもないポピュラーな言葉になってしまいました。
「超」という言葉がもとになっているわけですが、野口悠紀雄の整理法などと言う言葉もあることだから、聞いて感じるほどへんな日本語ではないのかもしれませんね。 技術用語としては短波、極短波なんて言葉もあることだし。


2004年1月12日

〜って、どうよ

最近とみに耳にする言い方です。「〜についてどう思いますか」とか「〜の状況はどうですか」というような意味で使用されるようです。
どこかの方言なのかなあ、と思ったりはしているのですが。


2004年1月1日

あけおめ

あけおめ(ハート) 「あけましておめでとう。ことしもよろしく」をあけ・おめ・こと・よろと省略するようです。
「あけおめ」だけで使われることも多いようです。
まあ、単なる言葉遊びではあるのですが、市販の年賀状の素材集に載っていたのでつい収録してしまいました。


2003年12月7日

お名前様

お名前様という言葉があるということは本で読んだことはありましたが、今まで遭遇することはありませんでした。
ところが、今日ヨドバシカメラで領収書を書いてもらおうとサービスカウンタにレシートを出したところ、そこの若い女性の店員さんから「お名前様はどうしましょうか」と聞かれました。
ああっ おなまえさま」と言って手を握りたくなりましたが、まだもう少し社会生活が残っているので思いとどまりました。
まあ、「お犬様」騒動があった国ですから、別にお名前様があってもかまわないわけですが。


2003年11月29日

〜になります

以前、どくりんごさんから次のようにコメントをいただいていました。
ファミリーレストランで、注文した料理を持ってきたウェイトレスさんが、
ハンバーグになります
「なってください」とつっこんだのは、言うまでもありません(笑)

私としてはあまり違和感はなかったのですが、いろいろ聞いてみるとやはり昔は使っていなかった言い回しかも知れません。


2003年11月24日

ヅラ

かつらのことを「ヅラ」と呼ぶようです。
私は昔から使われている言葉を最近の事情で差別語に認定すると言うことは疑問に思っています。
しかし、この言葉などは頭髪の不自由な人がそれに対策をとっていることを揶揄・差別する言葉なので、こういう言葉こそ禁止すべきではないかと思います。 若い連中が使っているのはいいとしても、テレビなどでよく聞くのでちょっと疑問に思ってしまいます。

鬘(ヅラ)というのはちょんまげ等の映画撮影用のかつらのことを指すんですね。 ということは新しい言葉ではなく、私が知らなかっただけでした。 映画を題材にした小説を読んで気がつきました。(2004/04追記)


2003年11月19日

おはよう靴下

穴の開いてしまった靴下を「おはよう靴下」と呼ぶようです。
一般的には昔から使われている用法かもしれませんが、最近聞いたのであげておきます。 「こんにちは手袋」とかいうようなバリエーションはないのだろうか。

この言葉は仙台を中心とした地域限定(方言)かもしれません。(2006/04追記)


2003年10月31日

ソッコーで

速攻で」(実はこの漢字で正しいかどうか、不明なのですが)とは「直ちに」とか「急いで」とか言う意味で使われます。
「急いで」というよりすぐにやる感じがでるので、つい私も使ってしまいます。


2003年10月6日

お約束

お約束」とはゲームや小説のストーリーとして必ず出てくるパターン化されたギャグやエピソードをさします。 「類型に則った予定調和な展開」のことですね。
ゲームや小説などで、この進行だときっとこういうことが起こるぞ、と進めていくと、ちゃんとそのエピソードが発生すると嬉しくなってしまいます。

mixiのコミュニティで以下のように書かれていました。(2008/01/01追記)
「お約束」は歌舞伎用語です。 「この種の芝居のこういう場面でこういう役どころの人物は、いつも通り、こういう演技をする」という、古典芸能ならではの類型性を指した言葉です。 戦前の歌舞伎の本にも出ていたそうです。


2003年9月18日

バグる

バグる」はコンピュータの動作がおかしくなることやコンピュータゲームが変な動作をすることです。
怪しい日本語研究室では、日本語は動詞が充実しているので、外来語名詞がサ変動詞になる場合以外は外来の動詞はない、と書いてありましたが、コンピュータの世界やビジネスの世界ではそうでもないのかなあ、と思いました。
ちなみに、ちょっと似ているパクる(盗用する)は辞書で調べたら正統の日本語でした。知らなかった。


2003年9月10日

あ゛、え゛

ため息とともに「ああ」、「ええ〜!?」と言うときに通常の「あ」や「え」と異なる音を発音しているので「あ゛」、「え゛」のような表現が出てくるのだと思います。
ローマ字で表現しようとするとどうなるんでしょうか。
そういえば、「ああっ、女神さまっ」なんていうのはローマ字ではどう書くことになるんだろうか?
ちなみに、同様の音として「う゛」もありそうなのですが、これは[V]音を示すということで予約済みなので使えません。残念。


2003年7月22日

ダメじゃん

「〜じゃん」というのはもともとは確か横須賀あたりの方言だと記憶していますが、現在ではよく使われる言い回しの一つになっています。 ダメじゃんというのはある意図を持って行った行為がその機能を満たしていないときにそれを突っ込むための言葉として使われます。 他人に対して使うことが多いですが、自分でぼけて自分で突っ込む場合も使用されます。


2003年7月5日

お喜び申し上げます

Microsoft Wordで「拝啓」と入力するとあいさつ文の中に「貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます」が選べるようになります。
これは「お慶び申し上げます」が正しい漢字ですね。
これについてもMicrosoftが間違っているのですが、これが正しいと信じてしまう人がたくさんいるんだろうなあ、と思ってしまいます。

これについては、「慶」が当用漢字に入っていないため、正しい使い方であるとの指摘がありました。(2003/09追記)


2003年6月25日

〜円からお預かりします

ファストフードの店などでアルバイトの店員が使う言葉に「〜円からお預かりします」というのがあります。 正しくは「〜円お預かりします」なんだけど、確かに語呂は前者のほうがいいですね。
とは言いながら、昔は使っていなかった言い回しなので、どこかのファストフードのアルバイト用マニュアル作成者が この方がわかりやすいからマニュアルではこの言い回しを採用しよう、とか言って決まったんでしょうけど。


2003年6月8日

ありえねえ

現実の事象と自分の予想していることが食い違うときに、「ありえねえ」と言って違和感を表現するために使われます。 テレビでも紹介されていたし、友人からも指摘されていたのですが、うちの子供たちや若い社員はあまり使用していないようでした。 「ありえない」というのは存在し得ないということですから、単なる違和感の表現としてはかなり強い表現だと思います。


2003年3月9日

みたいな

私のまわりのメンバはあまり使わないのですが、テレビで見ていると若い女性が良く使うようです。 意味合いとしては、そんな感じがします、ということで、たとえる言い方のようです。 ちなみに私が若い頃は「〜という感じ」という言い方をしていました。


2003年2月24日

ぶっちゃけ

ぶっちゃけるには「打ち明ける」と言う意味があることから、「本当のことを打ち明けると」という意味になります。 仙台弁では「ぶっちゃける」は壊れてしまうと言う意味なのでちょっと感覚的に違うような気がしてしまいます。


2003年2月5日

へたれ

長女がホームページで使っていたので意味を聞きましたが、へぼいものかなあ、とか言っていて自分でも 意味がわかっていないようです。 (ちなみにへぼいという形容詞も辞書には載っていませんでした)
へたっているもの、という意味だとするとダメな人、とか元気のない人という意味かもしれません。

これは大阪弁だそうで、意味は「ちょっと頼りない人や情けない人に対してどうしようもないのだけれど見捨てられないといった親愛の情を込めて使う言葉です」ということだそうです。(2003年5月追記)


2003年1月12日

いっこ下

学年が1年下という意味でいっこ下と使います。 正しくは一つ下だと思います。年齢はひとつふたつとは数えても1個2個とは数えないはずなのですが、高校生の間では標準的に使われているようです。


2003年1月11日

きもい

「気持ち悪い」を短縮して「きもい」と言います。 「気持ちいい」を短縮したらどうなるんだろうか?

長女のコメントでは「気持ちいい」を短縮すると「きもいい」になるそうです。 何となく、employerとemployeeの対語を連想してしまいます。(2005/09追記)


2002年12月9日

めっちゃ、めちゃめちゃ

「めちゃめちゃ」というのはどうしようもなく悪い状態をさす言葉ですが、最近某番組の影響か 「非常に」と言う意味でよい状態をさす言葉としても使われるようになったようです。
テレビ番組による流行の言葉については廃れていくもの、いつのまにか標準になってしまうもの、 いろいろありますが、この言葉はどうなっていくのでしょうか。


2002年12月6日

すいません

話し言葉では私も時々使いますが、すみませんすいませんと使ってしまいます。 話し言葉でそうなってしまうのは仕方がないとしてもメールなどの文章でこのように 使われてしまっているのは気になります。


2002年10月14日

うかつな!

最初の機動戦士ガンダムが放映された年が私が就職した年なので、ガンダムというのは ほとんど知りませんでした。 ところが、スーパーファミコンからPSにかけて「スーパーロボット大戦」 というシリーズのゲームが発売され、その中にガンダムの物語のキャラクターが登場するので そこから逆に物語をフォローすることになりました。
その中で登場人物が叫ぶ言葉に「うかつな!」ということばがありますが、 これは私は今でもよく意味が分かっていません。 また、現代語でも使われているのかどうかも良く分かりません。 とはいいながら、ゲーム中で何度も聞かされるとへんな日本語にいれたくなります。


2002年10月10日

〜っちゃ〜

「いいっちゃいいんだけど」(良いといえば良いんですけど)とか「せまいっちゃせまいよね」 (狭いといえば狭いですよね)などと使います。
寅さんの「それをいっちゃおしめえよ」が標準的な使用方法ということなら多少意味は 違いますが昔から使われている言葉なのかもしれませんが、 私としては最近聞くようになった言葉です。


2002年9月10日

よさげ、なさげ

「これでよさげなので」(これでいいようですので)とか「問題なさげなので」 (問題なさそうなので)などと使います。 ちょっと違和感があるだけでそれほど奇異に感じませんが、辞書には載っていないので新しい 使い方なのだと思います。

かずえさんから、「よさげ、なさげ」は島根の出雲弁ではよく使われていますよ、とのコメントがありました。
出雲弁は東北弁に似ている言葉とのことですが、私が「よさげ、なさげ」をよく聞いたのは東京に転勤していた時期なので、この点についてはあてはまりませんね。(2004/10追記)


2002年8月29日

〜ません?

思いません?」というのは「思いませんか?」というのが正しい言い方だと思いますが、 女性にこのような使い方をする人が多いような気がします。 このほうが魅力的に聞こえるのでしょうか?
「思いませんか?」というのは同意を求める言葉なのですが、 「思いません?」のほうがニュアンスがやわらかくなるんでしょうか?


2002年8月29日

すっごい

「すっごい綺麗」という言い方をする人がいますが、これは「すごく綺麗」が正しいと思います。 でも、使う人はちょくちょくいます。気になりますね。
友人が「これってすっごいおいしい話だと思いません?」という文例を送ってくれたのですが、 次の4項目ともちょっと考えると新しい使い方だと思います。

2002年8月21日

好きくない

「好きではない」という意味で使用されますが、「大きくない」「短くない」などの 形容詞が入るべきところに「好き」という形容動詞が入っているため違和感があります。 若い人たちだけでなく、私と同年代の人も使用することがあるのである程度昔から使用されている のかもしれません。


2002年8月4日

ぜんぜんオッケー

「全然」という言葉は否定形を続けて全くその状態でないことをさす言葉ですが、 最近は肯定形に対しても使用されるようになっているようです。
最初にその使い方を聞いたときは違和感がありましたが、最近はあまり気にならなくなりました。
「とても」という言葉も昭和初期までは否定形を続けて使われていたということなので 同じように使われるようになっていくのでしょう。


2002年7月26日

進捗

捗という字 お客様と打ち合わせをしている際に聞いて驚いたのですが、進捗の「捗」の字はマイクロソフトの フォントだと手偏に「歩」で書いてありますが、辞書を引くと右下の点がないのが正しいとのことでした。
そのお客様のお話では「フォント作りを外国人に任せたりするとこういうことになるんだよね」と いうコメントでした。うーむ。
こんな例は他にもあるんだろうか。調べてみる必要がありそうです。
ちなみにkonnokはJIS規格で漢字コード毎のフォントを作った人が間違えたんじゃないかな、とニラんでいるのですが、確証はありません。

どくりんごさんから「今日、本屋さんで、最新版の漢和辞典をみてきました。 11画の「捗」は10画の「捗」の異字体として載っていました。」と言う報告がありました。(2003/09追記)

JIS規格の2003年度版を本屋で立ち読みしたら、異字体として「捗」が記載されていました。 ちなみに頻繁の「頻」も同様とのこと。漢和辞典を引いてみたら確かにそうでした。
これは間違いではなく確信犯だったんですね。(2004/01追記)


2002年7月21日

ちがかった

正しくは「違っていた」だと思いますが、ちょっとニュアンスが違うような気もします。
私は昔は間違った使い方ですが「ちがうかった」という使い方をしていました。 これはどちらかと言うと方言だったのかもしれませんが。


2002年7月8日

〜しぃ

揶揄や自嘲、軽い非難などをこめて「〜するしぃ」とか「〜だしぃ」とか使います。
話し言葉としては昔からあるのかもしれませんが、辞書を引いてみてもこのような使い方はないようです。

ファイナルファンタジーX-2の登場人物が口癖でこれを使っているので、もう標準的に使われている言葉なのかなとか思います。(2003年5月追記)


2002年7月8日

〜っぽい

うちの長女が「このままだと電車に間に合わないっぽい」というような表現を良く使います。
新聞に載っていたので気が付きましたが、その記事を読むまで意識しませんでした。 そうしてみると、すでに子供たちが変な表現を使っているのに それに気が付かないまま聞き流しているものが他にもあるかもしれません。


2002年7月4日

〜のほう

例えば「この件については、○○社のほうから説明いたしますが、こちらのほうですね、 ちょっと見てください。これは通信回線の速度のほうを示したグラフでございますが・・・」 などど説明するときに「ほう」ということばを使います。
この「ほう」という言葉は丁寧語として使用しているのでしょうが、言葉をぼやかしているだけで 言葉があいまいになっているだけです。
「この件については、○○社から説明いたしますが、こちらですね、ちょっと見てください。これは通信回線の速度を示したグラフでございますが・・・」で、十分綺麗だと思います。
Simple is the best だと思います。


2002年6月4日

よろしかったでしょうか

ファストフード店に行くと店員さんが注文の確認で例えば「ご注文はこれでよろしかったでしょうか」というような変な日本語を使います。(正しくは「ご注文はこれでよろしいでしょうか」でしょうね)
最初は耳慣れないなと思っていましたが近頃は気にならなくなってしまいました。
今、一緒に仕事をしている担当者(20代〜30代前半)はこんな変な使い方は しないので気にしていなかったのですが、私たちの子供の世代はこのような言葉を 聞きながら育つのでこれが正しい日本語だと思ってしまうかもしれませんね。


2002年5月31日

さらなる

野口悠紀雄のエッセイを読んでいたら「さらなる」ということばは昔からあるものではなく、 また、文法的にもおかしいとのこと。
しかしながら、一般的に使用されるようになるとそれが普通になってしまうのが怖いところです。


2002年4月29日

デフォルト

デフォルトというのは Default のことで、業界用語的に使用されています。 意味は、何も言わない場合に暗黙で指定されるものということです。 辞書を引くとコンピュータの初期設定ということで、そのような拡張した意味はないようですが。
飲み屋で「飲み物はデフォルトでいいよね」と言ったら、「とりあえず、ビール」を指すというような 使い方をされます。
仲間内ではまったく問題はないのですが、業界外のひとと話して変な顔をされると ちょっと恥ずかしいということがあります。


2002年3月16日

〜すか?

「〜ですか?」という用法で「で」を省略して「〜すか?」と使います。 例えば「マジすか?」とか「俺すか?」というように使います。



2002年3月10日

タメ口(ためぐち)

「タメ」というのは「同レベルの」という形容詞で、タメ口とは仲間内で話すしゃべり方のことです。 上司とか先輩に対してはタメ口ではなく敬語を使わなければならない、ということになります。
前に担当者からタメ口をきいてすみません、と言われたことがあるのですが、私が気になるのは言葉づかいより 態度のほうなのであまりピンと来なかった記憶があります。


2002年3月4日

見れる

「ら」抜き言葉は正しい日本語ではないという言われ方をしますが、私はよく使います。
明確に説明できないのですが、「見られる」と「見れる」では微妙に意味が違うように感じます。
仙台弁を整理してみると「ら」ぬきの言葉が多数存在するので、私には違和感がないのかもしれません。


2002年3月2日

マジ?

「本当にそう思っていますか?」、「本気ですか?」という意味あいで使われます。 私はあまり気にしませんが、使っている本人たちはあまり品のよい言葉だとは思っていないようです。


2002年2月26日

うざい

うざったい、という言葉を略して「うざい」と使います。これも次の世代では標準になってしまうのかもしれません。


2002年2月26日

むずい

難しい、という言葉を略して「むずい」と使います。これも次の世代では標準になってしまうのかもしれません。


2002年2月23日

〜的には

「私はこう思います」と言う代わりに「俺的にはこうなんだよなあ」という風に使います。
これも結構便利なので「konnok的には〜なんですけど」という使い方をしています。


2002年2月23日

ふいんき

雰囲気という漢字を「ふいんき」と読む人がいるようです。
単なる間違いかもしれませんが、ヒット曲の中で使われているとそれが標準として使われるようになってしまうのではないかと不安になります。

北原保雄の「問題な日本語」に、例えば「新しい」(あたらしい)という言葉も「新た」(あらた)から変化した言葉だからこのようなことはまれにはあることだ、というようなことが書いてあって納得してしまいました。(2005/02追記)


2002年2月16日

なのでえ

理由・原因を説明する文章をいったん話し終わったあとに「なのでえ」と続けて結果を説明する文章をつづける言い方です。
結構使い勝手がいいので私も時々使います。
意味あいとしては「だからあ」と同じはずなのですが、こちらは否定的・威圧的な意味合いを持っているのと対照的で面白いと思います。


2002年2月16日

さりげに、なにげに

「さりげなく」、「なにげなく」というのが昔の使い方です。
この用法を初めて聞いたのは5年位前で、そのときは違和感があったのですが、だんだん耳に慣れてくると違和感がなくなってくるものですね。


2002年2月16日

うっそお!

小学生の息子は会話の中であいづちとしてよく「うっそお!」というのを使います。
なんか、あいづちが最初から否定形というのもへんだなあと思ってしまいます。